XPに慣れた高齢者にWindows8は大変である
60代後半の男性からのWindows8の初期設定のお仕事
今まで使っていたPCはXPとVista
初めて見たWindows8の画面の感想を聞くとやはりモダンUIのスタート画面が良くわからないと...
Windows8の操作を覚えて慣れてもらうよりはXPやVistaの操作に近づけた方が良いと思い
スタートメニューのソフトを入れる事に。
結局前に自分でも試した事のある「Start Menu 8」というフリーウェアをインストール。
ダウンロードはこちらから
http://jp.iobit.com/free/startmenu8.html
起動時にモダンUIのスタート画面を飛ばしてデスクトップを表示してくれるし
メトロの画面へのリンクも用意されていて必要になったら呼び出せるようにもなっている。
何とか使えそうな感じだったので
とりあえずこれで様子を見てもらう事にした。
xlsとxlsxの違い その2
個人的に一番大きな違いは列数と行数の上限値の違いだと思います。
xlsとxlsx形式での列数、行数の上限値の違い
セルの数に換算するとxlsxの方が1024倍になります。
業務でExcelを使っていると 65,536行や256列 を超えるデータというのは時々出てきます。
列数で256列超えるのは今まで見たのはそれほど多くないですけど
行数で65,536行超えるのはもう珍しくはありません。日常です。
プログラム内で扱う場合はCSVなどのデータのままでも良いのですが
人間が画面で見て作業するにはExcelなどに変換する必要がでてきます。
xlsxによって100万行を超えるデータを扱えるようになっているので
大概のデータは扱えるようになっています。
以前にも書きましたけど
xlsx形式の方がファイルサイズが小さくなるというメリットもあります。
取引先がまだxlsで統一されているから..という企業も多いと思いますが
Office2003が2014年4月9日でサポート終了なのでOffice2010や2013に乗り換える企業がここ数年で続出してきますのでそのタイミングでxlsx形式に移行を検討するのも有りだと思います。
セットアッププロジェクトのライセンス条項と注意事項の違い
最近VisualStudioのセットアッププロジェクトを色々と触っているので初めて使ってみた項目などを時々メモしていってみる。
今回は「ライセンス条項」と「注意事項」について
セットアップの途中でソフトウェア使用許諾契約書とかを表示させたい場合に追加する画面である。
ちなみに今回利用した環境はVisualStudio2010
まずはセットアッププロジェクトのユーザーインターフェース画面を表示
「インストール」と「管理インストール」があるが
「インストール」は通常のインストール
「管理インストール」はセットアップに必要なファイルをファイル・サーバ上に転送しておき、そこからセットアップを可能にする機能 らしい。今回はスルー
通常は「インストール」の方を使えば良さそう
右クリックして「ダイアログの追加」
「ライセンス条項」と「注意事項」とある今回はお試しなので両方追加してみる
ここでセットアップの画面から離れて
「ライセンス条項」「注意事項」の画面に表示させる文章の用意。
デフォルトでrtf形式のファイルを要求されるので適当に作ってみる。
今回はreadme.rtf という名前で保存
セットアッププロジェクトに作成したreadme.rtfを追加
「ライセンス条項」の場合はLisenseFileという項目に設定
「注意事項」の場合はReadmeFileという項目に設定
これでセットアップを作成してみて実行してみると
「ライセンス条項」の場合は「同意する」を選ばないと次へ進めない
「注意事項」の場合は表示するだけ
今回試しに用意したソフトウェア使用許諾契約書のような場合は「ライセンス条項」を使って、もっとゆるい注意書きの場合は「注意事項」を使うという感じだろうか
ここまで書いてみるとまぁ当たり前っていうか書くほどの事でもなかったがまぁ良い
Office2003も2014年4月9日でサポート終了
WindowsXPが2014年4月9日でサポート終了なのは知られているが
同時にOffice2003もサポート終了なのはあまり知られていない。(たぶん)
ついでにIE6もサポート終了となるみたいだ。
WindowsXP / Office2003 をご利用のお客様へ
サポート終了するとどうなるかと言うとすぐに使えなくなる訳ではなくセキュリティ更新プログラムなど重要なサービスが提供されなくなるのだ。
インターネットに常時接続している場合はセキュリティを考慮するとこれらの使用は停止していく方向で考えたほうが良さそうだ。
で、以前にも書いた .xls と .xlsx の違いの話。
xls は Excel2000/2002/2003 のファイル
xlsx は Excel2007以降のファイル
Office2003のサポート終了という事はxlsも使うのやめた方が良いのかって事かと言うとちょっと違う。
Office2007以降でxls形式として扱う分には問題ないと思われる。
まぁでもOffice2007以降もかなり普及してきているし
これを機にxlsxに統一していっても良いような気がしている。
同じ内容ならファイルサイズも小さくなるし。
URLをブラウザで開く
VisualBasicでURLをブラウザで開きたい時はこんな風に書く
System.Diagnostics.Process.Start("www.yahoo.co.jp")
これで良いかと思っていたら落とし穴があった。
この書き方だと「www.」が付いていないURLの場合エラーとなってしまうのだ。
System.Diagnostics.Process.Start("shopping.yahoo.co.jp/")
↓こうなる
なのでテストで www.yahoo.co.jp を使って良いと思っていると
実際には別のURLが流れてきてエラーとなってしまう。
こうならないようにするには「http://」を忘れずに書くこと
System.Diagnostics.Process.Start("http://shopping.yahoo.co.jp/")
Excel方眼紙と日本人特有の罫線文化
最近Excel方眼紙が話題になっていたけど(どちらかと言うと否定的な意味で)
それについてちょっと書いてみる。
Windows向け業務アプリケーションの開発をしていると帳票の開発というのが必ずあるのだけどユーザーから求められる帳票デザインには必ずといって良いほど罫線がたくさんある。
VisualStudioで帳票開発をする時に使うのがCrystalReport、ActiveReports、VB-Reportといった辺りのサードパーティのコンポーネント。これらを使わないと帳票の作成にはとても時間が掛かる。
- ActiveReports (GrapeCity社)
元々はアメリカのData Dynamics社が開発して日本のGrapecity社が国内向けに日本語版を出していた帳票コンポーネント。
日本のユーザーから上がってくる意見をGrapecity社がData Dynamics社に提案すると日本人の罫線のこだわりに凄い驚かれたそうだ。
「罫線がダイスキな日本人に米国人開発者が驚愕」- グレープシティ八巻氏
米国製コンポーネントであるActiveReportsを国内で販売するにあたっては罫線機能の強化が不可欠。Data Dynamicsに協力を要請したが、「なぜ、自由度の高い罫線機能を付ける必要があるのかを理解してもらうのは大変だった」と八巻氏は言う
「例えば、日本の開発現場には、Microsoft Office Excelのセル幅を小さく設定して、方眼紙のような感覚で使っているところもありますよね。確かに、縦横へ自由に罫線を引けて見やすいドキュメントになるのですが、米国人にそのことを話すと、大方、クレイジーという反応が返ってきます(笑)」
ActiveReports for .NET 7.0J Pro 1開発LP
- 出版社/メーカー: グレープシティ
- 発売日: 2013/01/07
- メディア: CD-ROM
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- VB-Report (アドバンスソフトウェア社)
これはActiveReportsとは帳票の作り方が大分異なりExcelでデザインした帳票をテンプレートとして使い差込印刷的に帳票を出力する事ができる。
罫線を多用した帳票なんかはこちらの方が作りやすい。個人的にととても気に入って使っている。Excel出力できるのも便利。
- 出版社/メーカー: アドバンスソフトウェア
- 発売日: 2003/10/24
- メディア: CD-ROM
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何を言いたいのかと言うと罫線を多く使った帳票というのはWordでもできない事はないと思うけど非常に作りにくいのだ。元々罫線をあまり使わないアメリカ人が作ったWordよりも罫線が扱いやすいExcelで日本人が文書を書きたくなる理由は理解できるのだ。
久しぶりのTitaniumMobileで最新のXCodeのパスを通すの巻
以前Titanium Mobileを勉強し始めた途端に本業が忙しくなって放置
最近またちょっと興味が湧いたというか以前作りかけていたアプリがあったのを思い出し最後まで作ってみようと最新の環境を準備する事に・・
マシンは以前使っていたMacBookAir 13インチ
買ったのが2010年12月から2011年1月にかけての頃だったので
Core2Duo1.86GHz 2GB SSDが128GBというスペック
ほぼTitaniumMobileの勉強用にしか使ってないのでこれでも十分だけど
久しぶりに動かしてみたらちょっと遅い..
当時量販店で売値108,000円くらいだったのを値切ったら税込10万以下にしてくれたので驚いたのを覚えている。たまたま話しかけたのがその量販店のApple製品責任者だったのが良かったのかもしれない。
で、環境の話。
OS関連やXcodeの最新版へのアップデートやを済ませた後でTitaniumStudioを最新版へ
現時点での最新版はbuild:3.1.0.201304151600 となっている。
Titanium SDK で 3.1.0.GA が選べるようになった
これを選択し新規にアプリを作成してビルドしてみるとこんなエラーが出る。
最初のエラーメッセージにある通り
Xcodeのパスを通してあげる必要があるみたいだ
ターミナルを起動して以下の用に入力
sudo xcode-select -switch /Applications/Xcode.app/Contents/Developer
これでエラーメッセージが出ずにビルドが通るようになりました
めでたし、めでたし